12月の保健だより
呼吸器感染症の症状とホームケア
冬は空気が乾燥し、子どもたちの呼吸器系のトラブルが増える季節です。
鼻水・咳・喘鳴(ゼーゼー)について、原因とおうちでできるケアをご紹介します。

■ 鼻水・鼻づまり
● なぜ起こるの?
鼻の中にウイルスや細菌が入ると、身体を守るために炎症が起こり、鼻水や鼻づまりが生じます。冷たい空気や乾燥でも悪化しやすくなります。
● おうちでできるケア
- 部屋を加湿する(湿度40〜60%)
- 鼻を温めて通りを良くする(蒸しタオルなど)
- 鼻水はこまめに拭く・吸う
- 授乳や食事は様子を見ながら
- 水分をしっかりとる
● 早めに受診を!
- 苦しそうにしている
- 顔色が悪い
■ 咳(せき)
● なぜ出るの?
空気の通り道についた異物を外へ出そうとする体の自然な反応です。風邪やウイルス感染、アレルギーなどでも起こります。
● おうちでできるケア
- 室内を加湿(40〜60%)
- こまめに水分補給
- 布団・衣類を清潔に
- 乳児は姿勢の工夫(少し抱き起こす)
● 早めに受診を!
- 咳込んで眠れない
- ゼーゼーして苦しそう
- 顔色が悪い、ぐったりしている
■ 喘鳴(ゼーゼー)
● どうして起こるの?
気道が狭くなり、「ヒューヒュー・ゼーゼー」と音がする状態です。風邪、アレルギー、たばこの煙などが引き金となることもあります。
● おうちでできるケア
- 水分を与える
- 室内を加湿(40〜60%)
- からだを楽な姿勢にする(少し上半身を起こす)
- 刺激物を避ける(たばこ・冷たい空気など)
● 早めに受診を!
- 苦しそう・呼吸が早い
- 胸がペコペコへこむ(陥没呼吸)
- 顔色が悪い
- 肩で息をしている
■ たばこの煙は要注意!
たばこの煙や車内の受動喫煙は、咳・喘鳴を悪化させる原因になります。
子どもの近くでの喫煙は控えましょう。
